インタビュー

インタビュー
WEBマガジン B plus で紹介されました

2016年6月11日土曜日

シュナイダー・トロフィー・レースの機体④1925-1927 aircrafts of Schneider Trophy

1924年はいろいろトラブって延期

1925年 カーチス R3C-2 アメリカ 374km/h  カーチス619ps

 分類上は変わりないですが、よりコンパクトになっています。

特筆すべきは、上下の翼の間隔が狭まった事。現在は翼弦と翼の影響範囲はほぼ同じと判っていますが、このころにはもうそれが判ったんでしょう。

後、張り線もまだありますが、すごく少なくなっています。


1926年 マッキM.39 イタリア 396km/h フィアット800hp

wiki では、前年優勝艇のカーチスの構成をオマージュし、低翼単葉に変えて出した。と書いてありました。また、イタリアファシスト党の何とかっていうえらいさんのお声掛かりがあって、すんごく力を入れて作られたそうです。

そうそう、5年間の内に3回優勝すると、トロフィーがその国のものになるという規定があったので、ここでアメリカが勝つとアメリカに決定というシーンだったんです。

ところで、フェラーリの前からイタリアって赤がイメージカラーだったんですね。


1927年 スーパーマリン S.5 イギリス 453km/h  ネピア900hp

ついに胴体が金属製になりました。でも翼はまだ木製で張り線もあるそうです。それとね、機首が特に細いのが判るでしょうか。これはエンジンがW型といって、V型にさらに1列加えたものなので、排気量の割りに頭が低いためだそうです。


0 件のコメント:

コメントを投稿