インタビュー

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WEBマガジン B plus で紹介されました

2016年3月2日水曜日

最近の車事情①フィアットツインエアーエンジン Recent car circumstances ① Fiat twin air engine


フィアットパンダって車をご存知ですか、初代も車好きに人気があったし、車のTV番組をやってる”おぎやはぎ”の矢作氏も乗ってたって聞いた事があります。

一方、現行の3代目だそうですが、基本コンセプトは変わらないですがしゅんげー車になってました。

”ツインエアーエンジン”
2気筒、0.9Lターボ、2,000rpm以下で最大トルク、スロットルバルブ無!85PS。

スロットルバルブ無ってどうやんの?って思うでしょう。

聞いて驚くなよ。”連続可変、油圧駆動、吸気バルブ”

吸気バルブはカムで押して無い!油圧で駆動、途中ちょっと開けてまた閉じ、もう1回開ける。なんて事までしやがってんだそうです。

すごい!エンジン屋の鏡、まさしく最先端。

2010年の”ベストニューエンジンオブザイヤー”ですって。

一度、F1のフェラーリが落ち目になって、それを盛り返すためにフェラーリF1の監督に就任したイタリア人、なんつったけなぁ。その人が活躍しだして”イタリア人てみんな陽気なラテン系じゃないんだ。すごい人はとことんすごいんだ。”ってなんかで読んだ記憶があります。
ルカ・ディ・モンテゼーモロ

そういう人たちが集まっているんでしょうねぇ、フィアットのエンジン開発には。

ちなみにこのエンジン、実はスロットルバルブが付いててただし、エンブレを利かす時だけ閉じる。

エンブレってポンピングロスを体感する時なんですって。確かに抵抗が大きい。あれを無くしたのが、フィアットの”ツインエアー””マルチエアー”エンジンなんですね。




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