インタビュー

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2016年6月14日火曜日

ル・マン 空力スペシャル①1951-1954 Le Mans aerodynamic Special




昔の飛行機のシリーズを形が面白いなぁと書いているうちに、ル・マン用でユノディエールストレートでのトップスピードを稼ぐ為の専用レーサーがあった事を思い出したのでいくつか調べてみます。

ユノディエールは以前6kmに及ぶ直線であり、最高速度300km/hで走っても1分以上かかった。最高速度が400km/hに近づき45秒ほどで走り切る車両が登場したが、非常に長い時間アクセルを踏みっぱなしにして猛烈なスピードで駆け抜けることになり、特に夜間は自車の前照灯だけが頼りとなる。初めて走行すると永遠に続くのではないかと思われるほど長く感じられ、非常に勇気が必要で、異次元に迷いこんでしまうのではないかという錯覚に陥るという。ル・マン24時間レースwikiより
というわけで全開で1分以上踏みっぱなしという恐ろしいストレートがあるので、通常は車の空力というと、いかにダウンフォースを稼ぐかという事になるんですが、ここだけはどれだけドラッグ(=空気抵抗)を少なくするかが問題になるんです。

初めて私がこのサーキットの特殊性を知ったのは
この辺りからで、見慣れたポルシェのレーサーなのに何でカッコいいんだろうと思って、雑誌の解説を読んだら、ルマンが特殊なんだって判ったんです。

ルマン専用機の特徴は、長いテールと低いリアウィングです。後、車には珍しく垂直尾翼を付けているものも多いし、リアウィング翼端板とボディーは普通くっついてるんですが(この936はそうです)、離れてるのも多かったりして、形が気になるデザイン好きとしては面白かったんです。

では古い順から





1951年 優勝ジャガータイプC

http://www.carlsbadbritishmotorcars.com/c-type/
形が甘いですねぇ。甘いといえばこんなのも





冗談かっていうぐらい可愛い、同じ1951年のポルシェ356SLです。

http://www.forum-auto.com/sport-auto/histoire-du-sport-auto/sujet379289-175.htm

未だ、フランス人のドイツ憎しという感情が残ってた頃で、主催側の偉い人が招聘して参加することになったとか。

この辺からルマンスペシャルっぽくなってきます。

1953年 DBパナール、DBはボディまで作るレーサー屋、パナールは車のメーカーで、パナールのエンジンを使って、DBが作ったレーサーって事です。
これ、今は日本にあるそうです。

http://www.hieizan.co.jp/topics/index.php?e=20





1954年 ロータスマーク8
クラス優勝も出来なかったけれどそれまで、数あるバックヤードビルダーの一つに過ぎなかったロータスを有名にした車だそうです。前年のDBだって当時としては進んだデザインだと思いますが、さすがにロータス、図抜けてましたね。
http://www.lotusfinland.fi/lotuksen-dna/historia/

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