インタビュー

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WEBマガジン B plus で紹介されました

2015年12月11日金曜日

作業用グローブ①軍手からの脱却 Glove for work ”Break from Cotton work gloves”

工場の現場を歩き回る仕事に変わって9ケ月になります。
最初の頃はクッタクタに疲れましたが、1ヶ月を過ぎ慣れてくると今度は手がしびれる、膝が痛いと女の人の更年期かと思うような不定愁訴状態になりました。
んで何とかしなくっちゃと、安全靴を変えたり、作業用グローブを変えたりしました。

作業用のグローブは、工場内ではほんの数年で軍手から黒い滑り止めのついたものに変わりました。あっという間でした。
軍手に比べると、スリムさ・通気性の良さ・滑り止め効果と圧勝で、これが安く買えるようになったから会社でも採用したんだと思います。

この手のグローブを初めて見たのはさすがのジャンボエンチョーで、なんとなく黒色がプロっぽく感じて印象的でした。自分用にちょっと高価な(といっても¥1,000台)のを新調したのを覚えています。滑らないのでこんなに違うものかと驚いたものでした。

さて、このグローブですが会社の支給品は背がメッシュ、内はゴム引きの薄いものです。組立作業が主体の現場なので指先感覚を大事にした選択だそうです。

私もこの支給品を使っていましたが1Wで指先に穴が開きます。爪が汚れるようになって何でかなっと思うと、もう穴が開いていました。

理由は、ネジの小分けのためです。大きな段ボールに入ったネジを作業者の手の届く所に置かれた部品箱に小分けするのです。
そのためには、ネジを掘るように掴むしかありません。これが手にも厳しいし(ちょっと痛い)、グローブに穴も開けるんですね。

最初は、磁石でやったらどうかとかいろいろ考えていたんですが、ネジ屋さんが納品に来た時に聞いてみましたら、「気合を入れて、力を込めて、掘ります」という答えでした。
SUSのネジも珍しくなく(磁石が効かない)、いちいち道具を使っている暇は無いんだそうです。

参りました。

最近は私もいくらかはプロっぽく掘れるようになった気がします。私が選んだグローブを、班長が買ってくれると約束してくれたのに中々買ってくれない事に立腹して、素手で1日中仕事をしましたが、チョット刺激が強いかなという程度で難なく掘れましたからね。

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