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Elbert Leander "Burt" Rutan 1943 Oregon America
Designer というより、Developer かもしれません。
カリフォルニア科学技術大学在学中から、航空機の研究をし1968年から、自宅のガレージで航空機の製作を始めた。その後、ルータン航空機製作所を起業し次々にユニークは飛行機を設計、最初は組み立てKITとして発売した。
ルータンさんは最初からエンテ型だったんですね。ただ、最初は失速特性の改善が狙いだったそうです。エンテ型が失速特性改善にどうメリットがあるのか、考えたことがないのでわかりません。
ただ、形がユニークですね。バリ・ビゲンという名前の「ビゲン」は、主翼がデルタなので、スウェーデンの戦闘機「ビゲン」の名を取ったそうです。
デルタ翼は、超音速飛行ではメリットが明確で、前縁が後ろにスラントしているために、翼前縁の起こす衝撃波がズレて発生します。ただ、バリ・ビゲンのクラスのスピードでは、どうなんでしょう。
バリ・ビゲンの発展型。強化プラスティックを機体に本格的に使用して評価が高く、以降の機体設計に影響が大きかったそうです。ともかく、よりカッコよくなってますね。
エンテ型、双胴、コクピットナセル前後にエンジン。前後のエンジンを使うのは離陸時のみで、水平飛行では、後ろのエンジンのみを稼働させるそうです。この時は社名が、「スケールド・コンポジッツ」に変わってます。
設計をルータンさんが主導したのか手伝ったのかわかりませんが、複合材料を航空機に使用する事で、業界のTOPだったので参加したようです。
くし形翼、見方によればエンテ型の先尾翼を大きくし、もっと浮力を効率良く出そうとしたものと言えます。長時間上空にとどまって、無線通信の中継局として飛行機を使う実験用に開発されたそうです。機体下側がえぐれたような形は、様々なパイロンを取り付けて、汎用機として使うためだそうです。
プロメテウスは、ギリシャ神話の神の名前です。「先見の明を持つ者」「熟慮する者」の意味がある言葉ですが、神話の神は人類に火を渡した罪で山頂に張り付けにされ、ハゲタカに毎日肝臓をついばまれる刑にされたそうです。(夜中に再生してまた翌日食われる。)
ルータンさん、お年をめして哲学的気分になったんですかね。
あまり知らない人の事をWiki の受け売りだけでブログに書いてるので短くしようと思いましたが、機体が多岐に渡り、1つ1つが素晴らしいのでもう一回続きを書きます。
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