オリジナリティーの高い、しかも美しいDesign で、しかも結果を出した スゴイ Designer です。
この三角形を基調とした設計、全くオリジナルです。他に似た車がありません。写真の色がセピア色ですが、本物は真っ白でもっとカッコイイです。
ウイングカー時代もカッコイイ。白青の塗装も他にはありませんでした。
フラットボトム規定の発表後、開発済だったウイングカーを止め、急遽このマシンを開発したそうです。それでいてこの綺麗さ、オリジナリティー 好きだなー。コンストラクターズは3位でしたが、ネルソン・ピケがチャンピオンになりました。
Low Line concept (Wing car の後、後輪以降を跳ね上げディフューザーを作るトレンドを否定し、全高を抑えて車体上部のウィングの効率を上げようとした) のBT55です。スケートボードなんてあだ名を付けられてたそうです。
BT55 で失敗、BRABAM チームも弱体化したので Maclaren に移籍、初めてのオリジナル設計のモデル。BT55と同じコンセプトですが、それよりHONDAエンジン、Driver セナ の方が話題になってて、当時は私も ゴードンさんの設計だとは知りませんでした。1988年のチャンピオンマシンです。
全部綺麗、カッコイイ。それでいて成績も立派。ほんとにすごいな~。
最後は ロードカーです。3人乗り(Driver は車体真ん中に座る)、フルカーボンモノコック、1億円、それでもなお、大赤字。ゴードンさんらしいロードカー。ゴードンさん以外の人が設計したら、
こんなべらぼうな車はありえなかったでしょう。周りが許すはずがない。
エンジンナセルを開けると、遮熱用に金箔が貼られてました。
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