aprilia RS250 にオリジナルの 2st 500cc エンジンを積んで RS500GP と名付けて売ってるんですね。オーストラリアの会社でした。中に珍しい2st シリンダーを内側から撮った魚眼風写真があったので、見てみましょう。
赤が排出口、青が吸入口です。2stのシリンダーは吸排気をシリンダー下部で行うのでこんな風に穴だらけなんです。特に吸気口は、普通に開いてるだけだと反対側の排気口から混合気がすっと抜けちゃうので、写真下側のメインの吸気口と反対側にサブの吸気口があり、混合気をブロックし、シリンダー上部に送る機構があります。
模型用の小さなエンジンでは、同じ目的でピストンに衝立を設けているタイプすら有ります。(こっちが2stの原型?)
また、シリンダーに吸排気口があるので、必ず口が開くタイミングが下死点を中心に対称になってしまいます。混合気にも慣性があるので、非対称にしたいのですができません。
それで工夫されたのが排気チャンバーです。
記憶では、東ドイツのMZが最初に作ったと思いますが、RSV500の内容がなかなか出てこなくて、疲れちゃったので、検証しません。
最後にちょっとだけ本題を。
1990年代に、aprilia はRSV400,RSV500 をGPで走らせてます。エンジンは、ロータックス製だと思いますが、2気筒は間違い無いですが、Vなのかタンデムなのか、ロータリーディスクバルブなのか、リードバルブなのかもわかりません。判ったのは、1999,2000 の2年間は原田が乗り、まあまあ活躍したってことだけです。Wiki がないとこれぐらいしかわからない、ヘッポコブロガーです。
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