RIVET は携帯や鍵などのあまり重くない、でも大事な物を無くさないように、落とさないように、するための道具です。また、取り出しやすく、取り付けし易い工夫もされてます。
Designer の Phil Johnson (1962 California) は、 高校在学中16才で、ジェットスキー用ファッションウェア・プランド「JET PILOT」を立ち上げ、瞬く間に西海岸を席巻したそうです。
もともとDesign の才能があったのでしょうが、Designer としてだけではなく、起業家としても有能で、またアメリカ人の起業家を信用でなく才能で評価する風土、にも助けられてるのでしょう。日本で16才で起業し、成功するなんて考えられませんもんね。因みに、「JET PILOT」は今でもジェットスキー界ではメジャーブランドだそうです。
そのフィルさんが 1995年に、1年の休業を決めオーケストラリアに移住し牧場主となったそうです。
牧場と言ってもモトクロスや乗馬のための牧場とのこと、バカヤローですね。
んで、そこで奥さんが乗馬中に携帯を落としたのをきっかけに、RIVET Clip の構造を思いついて、9ヶ月で市販に漕ぎ着けたそうです。ホントかよ。
でも、能力があってこそですが、楽しいだろうな~。思いついたことを mono に創り上げ、商品として成立させ、金を稼ぎ、元を取ったら会社毎売ってしまうんですから。技術系オタクの理想の仕事です。今は、アルゼンチンのVaja という革の携帯ケース等を作っている会社が RIVETブランドを所有しています。re-sug のClip もはるばる地球を半周して運ばれた商品です。
構造、機能を詳しく知りたい方は RIVET Web Page http://www.rvt.jp/ の左上のアニメーションを見てください。
いろんな人に見せたり、触ってもらったりした中で初めてみた人の共通の驚きは、Eクリップの見えている側ではなく裏側にあって、写真の下のパーツ「ベルトクリップ」の小さな2つの出っ張りをEクリップがガッチリ掴み、それがマグネットではなくバネで抑えているとわかった時に訪れます。
これは、並の品質じゃないって分かるんですね。だってこの出っ張りは高さ約3mm、先っちょのボッチの径は1.5mmくらいしかないんですから。
試作品のゴールドアルマイトのCity にiPhone4S を吊っています。市販のビニールのようなバンパータイプのケースに RIVET オリジナルの金具をを無理やりつけ、穴を開けたものです。
結構、iPhone にストラップを付けたって人がいるので、もっとまともに作って売ってみようかなと画策してます。乞う、ご期待!ってとこです。(期待してないとのツッコミは不要です。)
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