http://lotsip.exblog.jp/10733429
たまにはカチットペダルのにも乗ってやろうと、チェーンを洗ってシリコン系の潤滑剤をまぶしてから、久しぶりに乗りました。
ロードレーサーに乗り換えて今度はアパートに戻って何日か乗ったんです。
するとねとすんごく乗り心地が良い。ロードレーサーってサドルも細いしタイヤも細い。それに私のはアルミフレームなので一般的には固いと言われています。本当に何でだろう?
あまりに快適なので、用もないのにガレージまで行きピスタとの違いをしげしげ見ちゃいました。
前ギヤから後ろの車軸までの距離が黄色の方が短い。
タイヤの太さ?同じ。
サドル?確かにRRの方がジェル入りでちょっと厚い。でもそれだけでこんなに?
両方ともフレームはアルミで同じ。
並べてみて納得でした。
ジオメトリーだ。(構成と訳すのかな?自転車界では英語そのままで使っています。)
ピスタはウィップを最小にしようと、ハンガー下がり(前のギヤの中心の高さ。高いと重心が高くなるので乗りにくくなると言われています。)まで少なくして、後ろの三角を最小にしてる。タイヤがずっとサドルの真下に近い。硬いし突き上げが真直ぐお尻方向になる。
ウィップとは踏力によるBB付近のフレームの一時的な変形を指します。
ウィップが発生すると、車輪の回転面が一時的に狂うので、ころがり抵抗が一時的に極めて大きくなり車体が失速します。
但し、多くの乗り手がウィップだと感じている変形量には、多分に車輪自体の変形量が含まれているといわれてます。 (ヤフー知恵袋より)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1420306264
自転車のアルミフレームも最初はウィップを嫌うプロ選手が、とにかく硬い、しならないフレームを欲しがって使われるようになったと聞いています。
同じメーカーのレーサーと一般用のを比較。下のレーサーは後ろのタイヤが前に来てます。
https://www.riteway-jp.com/support/img/catalouge/09felt.pdf
グッと踏んだ時に私らアマチュアでは気付かない程度にフレームが一瞬変形しますが、それをプロは力が逃げてるから嫌だって感じるそうなんですね。
人間はプロ中のプロでも1馬力無いそうです。そのわずかな力で少しでも早く走りたいと思うと、ウィップを感じるんでしょうねぇ。
競輪選手ではありませんが、ロードレースのスプリンターは瞬間的に2000Wの出力を出せるといいます。その場合馬力は2.7馬力、速度を75km/h、ケイデンスを124rpmで計算するとトルクは15.6kgmとなります。
2005年のツールでフロイド・ランディスという選手の出力が公開され、「自転車を漕いでいるときのランディス選手の全コースを通した出力の平均は、232ワットだった。ただしこれは単なる平均値であり、6着になった最終タイムトライアルなどのステージでは、75分間にわたり平均379ワットの出力を記録した。」とあります。
馬力は「W数x0.00136」で計算できますから、全コース平均で0.3馬力、TTで0.5馬力となります。(Yahoo 知恵袋より)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313558063ピスタは軽しギヤ比が高いからゆっくりと踏めるので、散歩用にしてますが、本当は散歩とは似つかわしくない乗り物だったんですね。
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