インタビュー

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2012年10月14日日曜日

12/10/14 生産管理 3 生産管理の本質

同種の仕事を20年以上もして、我が身を振り返るシーンがあると、感慨深いものがあります。きっと何方でもそうでしょう。

でね、そういう気持ちになって「生産管理」はどういう仕事だろうと考えたんですが、
「通訳」です。

受注した製品を生産指示する。=通訳(受注➡生産指示)

Materials Requirements Planning=資材所要量計画

生産に必要な部品の購入、製作を指示する。=通訳(生産➡部品数、納期)

生産が間に合わない場合に納期を交渉する。=逆方向の通訳(生産能力➡納期)

ね、通訳でしょう。

だからまずは、早く・正確に・わかりやすく が一番です。

それと、なるべく多く話す事。受注の状況や変更点、何故短納期で無理な生産をしなければならないか、などなど。
通訳なんですから、話す事を面倒臭いと思ってはいけません。
誤解の多くは、情報が足りない為に起こりますからね。

また指示する立場ですが、偉いと勘違いしてはいけません。通訳に過ぎないんですから。

ありがちなのは、予測した結果が違った時に固執してしまい、変更が遅くなる事です。

所詮予測に過ぎず、当たり外れは当たり前です。予測の限界を周りに理解して貰い、さっさと計画を変更すべきです。

他部署の人間に生産管理のイメージを聞かれた事がありました。
その時うかんだのが問題という山々、頂上に問題点の象徴の玉が乗ってます。
絵が書けないので・・・・

発生した時は高く、段々と低くなります。
生産管理はこの玉を弾く仕事で、高いうちはチョット弾くと転がって行きますが、時間が経つと弾いたくらいでは転がらなくなり、もっと時間が経つとめり込んでしまい掘り出さなくてはなりません。

イメージがお判りですか?

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