インタビュー

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WEBマガジン B plus で紹介されました

2016年6月6日月曜日

飛ぶヨットレーサー④AC72の技術 Flying yacht racer"Technology of AC72"

結構、まじめに調べましたが、どうもアメリカズカップの船は水中翼コントロールを許されていないようです。出し入れだけが許されてるみたい。


本当に固定のままでうまく飛べるのか?私の常識では無理という結論でしたが、どうも固定のようです。だからこそフォイリングがモスより10年近く遅れたのかなぁ。

多分速度が本当に早く、あんなに小さな水中翼で充分飛べちゃう。速度による浮力に余裕があるから、効率は多少落ちてもセルフスタビリティーを上げるようにして、上下のコントロールをしなくても何とかなるのかなぁと納得しようとしてます。

どなたかご存知の方お教えいただきたいです。

軽量化も進んでいます。
AC72 全長22m マスト高40m 重量5.9t

2007年まで15年続いた下記のIACC規格時代と比べると、マスト高は高いのに、重量は1/4です。
http://bulkhead.jp/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%82%82%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%EF%BC%9F%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%882%EF%BC%89/
1992-2007年
IACC 全長25m マスト高35m 重量24t


http://emirates-team-new-zealand.americascup.com/en/gallery/19_32nd-Americas-Cup.html








あとねモスには許されないアメリカズカップ艇だけの技術が有って、帆を本当に翼型断面にしちゃってます。

これはもう昔からそうなるだろうって絵とか、CGとかいっぱい有ったです。もう素材が出来るまで待ってる段階だったです。

だってね、帆=布ってね、引張強度だけは物凄く強い素材なんです。垂直方向には全くダメですけどね。だからこそ、昔から帆船が実用化出来てたんですね。これを超える素材が出来なくちゃあ実現できなかった。この八ードルはそうとう高かったと思いますよ。

昔、東大の8=手漕ぎボート8人乗り が強い時があって(全日本4連覇、今も強いらしいですが)、東大らしいですね艇の技術開発も進んでて強かったんですって。そんときの技術の一つに、”艇の組み立てをテープでする”ってのが、あったんです。それで、テープ=布状の物で固定するって軽く出来るんだなぁ、布ってうまく使えば凄いんだなぁって判ったんです。そうでしょ。

んで、風上に切り上がれる船が昔から出来てた。これは帆が翼断面に近くないと不可能です。


んで、帆を翼断面に近ずけるためにいろんな工夫がありました。

”バテン(帆を翼型に近づけるための板状のテンションをかける物)”とか、”メインセール+ジブセール(スロッテッドウィングみたいなもの)”とか、もう翼断面にしたいのはやまやまなんだけど、重くなっちゃうから未だ出来ない。ってのが60年位あったんじゃないかな。

ボロンとかザイロンとかカーボンとかの軽量素材が使えるようになると、今度は高価だからルールで縛られちゃうし、それは15年位。

合わせると100年近く前から、翼断面の帆が理想だって判ってて使われなかった。

んで、AC72ルールですよ。艇長72フィートを超えなければ、それに艇のコントロールを人力で行えば、基本は何でもあり。

それで、待ってましたと翼断面メインセール、フォイリング、になったんだなぁ。つうよりそういう船にして、もっとショウアップしてTV放映権で稼ごうって感じでルールを変更したらしいです。

(アメリカズカップでは、前年度の勝利者が開催場所とルールを決めれる。)









飛ぶヨットレーサー③フォイリングの技術 Flying yacht racer"Technology of Foiling "

フォイリングを可能にするのは、

①船体の軽量化
②水中翼の浮力コントロール

です。

軽量化はカーボンモノコックで実現しているようです。モス級の船体規格は
全長:3.355mですが、胴体の重量はわずか8kg、全備重量でも30kg程度だそうです。

モス級の水中翼コントロールは、コンピュータは無し(コストにきりが無くなりますからね)、船主に付いた棒”ワンド”と呼ぶそうですが、これが浮いてれば真下に下がる・浮いてなければ斜めになる事を利用したメカでコントロールしているんだそうです。

水中翼には翼後半1/4程がフラップになっていて、ワンドというセンサーからメカ的に上げ下げをするそうです。水中翼は重心近くにメイン、船尾にラダー兼サブの2枚だけ。ますますBIKEっぽいですね。

たったこれだけで、クルーの体重移動、セールの角度コントロール、ラダーコントロール、そして徹底的なセッティングで飛ぶんだそうです。

んで、他の人が飛べる時に自分は飛べなければ完全に負け、どうやって飛ぶかが勝負の分かれ目ですって。

面白そぉー。やりてぇー。

ダメダメ、あんたにはセパレーテッドリーンの開発という神様がくれた命題があるでしょ。そうでした。当面は諦めます。ハイ。


2016年6月5日日曜日

飛ぶヨットレーサー②フォイリング Flying yacht racer”Foilingl”

それからの推移を調べようとしましたが、良く分かりません。

判ったのは、飛ぶことを”フォイリング”と言う事と、一人乗りかつ単胴で飛ぶ”モス”という規格がある事。そしてそれが2005年頃にはもう飛んでたという事です。

http://flatwater.jp/2015/12/10/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%81%AE%EF%BC%9F%E3%81%AB%E7%AD%94%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99/

ほぼ全部ここからの受け売りです。

フォイリングを見たのは2014年のアメリカズカップが初めてだったので、つい最近の発明かと思ってましたが、そうでは無いんですね。

前にも書きましたが、船では造波抵抗が一番大きいので、例えば昔の未来の船なんて絵で、ほぼ潜水艦でそこから足を出して、水上に甲板を持つ航空母艦なんてアイディアを見たことが有ります。
今どきの普通の航空母艦

なので、水面から船体が浮くというのは革新的にスピードが上がるはずです。

アメリカズカップ艇が2014年でやっと実現した走法を、2005年にはもう実現していたのは驚きですが、これは一人乗りだから出来てたんだと思います。BIKEと一緒で、人がバランサーになれるからです。

アメリカズカップは11人のクルーが乗るし大きいので難しかったけれど、ルールが変わり双胴艇化したので可能になったのでしょう。

なので、双胴艇化した2011年から技術屋はもうフォイリングを目指してたし、ヨット界もいずれはそうなるって判ってたんでしょうね。

そう言えば、当時のどの記事でも「ニュージーランド艇が初めて可能にした」とは書いてありましたが、「発明した」とは書いてなかったです。

to be continue....




2016年6月4日土曜日

飛ぶヨットレーサー①ウイングキール Flying yacht racer”wing keel”

ヨットレーサーを書いてて面白かったので。もう一回。

ヨットレースの最高峰はアメリカズカップ。でっかいヨットでぶんぶん水上を走るレースです。

ヨットレースは、外洋を走る世界一周レースなどもありますが言ってみりゃあこちらはラリー、アメリカズカップは湾内などの比較的波の少ない所で行われるサーキットレースと言ったところでしょうか。

このアメリカズカップは、ヨット気違いの金持ち(ヨットって金持ちの遊びのイメージがありますよね)がスポンサーになって、プロのヨットレーサーを雇い、プロのヨットメーカーに技術開発させ、レースをします。今はこれが物凄い高額になっちゃったので、シンジケートを作ってお金を集めてチームを作るらしいですけどね。(それをシンジケートって呼ぶのもカッコいい)

車やバイクのレースと違うのは、そのメーカーがスポンサーでは無いところ。投資が回収できる見込みが無いんです。広告塔としての役割を除けばですけど。

で、1983年の大会でウィングキールを付けたオーストラリア艇が勝ちました。これはカップが誕生して以来初めてのアメリカ以外の勝利です。その”アメリカ以外が勝った”というセンセーションと共にウィングキールの事も語られました。

私のような、ヨットの門外漢ですら当時のビッグニュースとして知ってましたから、相当な技術的ブレークスルーだったんだと思います。

ヨットは風を受け上手く受け流して、斜めにですが風上に進めます。帆ですが翼に近いカーブを付けることで、浮力を発生し進むのです。しかし、風上方向にも分力を生じる程度なので、風下に行かないための壁を必要とします。これがキールと呼ばれる進行方向の水中翼兼おもりです。これはどんなヨットにも付いています。

これに浮力を生じさせるような水平方向の翼を付けちゃったんですね。今ほどではないにせよ、船体を水面から浮かす効果があったんでしょう。

多分、これが始まりです。

to be continue.....







2016年6月3日金曜日

自転車のカッコいいって Good-looking bike

以前に、黄色のピスタの話を書きました。とても気に入ってます。

ロードレーサーよりも気に入ってるので、我ながらなんでだろう?ってちょっと気になって考えたんですが、判りました。

フレームサイズが私にジャストなので、シートポストの突出し量が適切になって、カッコいいんです。

自転車に興味の無い人はきっと何のことか判らないだろうと思って、書いてます。

ピスタもロードレーサーも、近所の”Pick Up"で買った中古です。中古は言ってみりゃあ一期一会ですので、衝動買いです。
結果、ロードレーサーはフレームサイズがちょっと大きすぎ、ピスタは最適だったんです。

BIKEもそうですが、自転車もスポーツ用はレーサーが最もカッコいいと思われてます。
論より証拠。

フレームからサドルが飛び出していますが、はぼ同じ長さでしょう?さっと「ロードレーサー」で検索しただけです。

もちろん、これには合理的な理由もあります。フレーム自体は小さければ小さいほど、軽くて剛性が高いから良い。けど、人間の乗車姿勢も重要で、最大の力が発揮できる乗車姿勢がもう決まってるんです。そうすると、こういう大きさになる。自然に落ち着くんですね。

だから、
近いでしょう?

ちょこっとサドルの出っ張りが少ない

この差が、自転車好きには大きな差なんです。別に考えてそう思うわけじゃないです。パッと見ただけで思っちゃうんです。自然に。

同じようなことですが、

リヤスプロケットの大きさ、リヤディレイラーのアームの長さもカッコいいか悪いかの差が出てしまうところなんです。

書いてて、なんて細かいことをって自分でも思いますが、ほんとパッとカッコいい悪いを感じてしまうんです。

リアスプロケット 小さい方がカッコいい
リアディレイラーアーム 短い方がカッコいい

シマノはこのマニア心理が判ってて、リアディレイラーアームが短くとも多い段数差を吸収できる、リアディレイラーのスプロケットが大きいやつを発売しました。
ねっ、スプロケットが大きいため、アームが短いでしょう。
これでも上のGS程度の段数さ吸収力があるんですよ

結局のところ全てが、プロレーサーの乗るロードレーサーが一番カッコいいという事なんです。



2016年6月2日木曜日

最新のヨットレーサー Latest yacht racer

こないだ書いた中で、「船のラダーが水面下にあって重心より下」って書いて、何かそれらしい画像を入れようとgoogle 検索したらすごい画像が・・・・。

http://bulkhead.sblo.jp/article/40797667.html

フライング・モスというクラスだそうです。

アメリカズカップでこんな水中翼で飛ぶように走るヨットの映像は見ていますが、こんな小さなクラスでも可能なんですね。しかも、モノハル(単胴)!

キールの下に水中翼が有って、それはオートで動いているらしいです。

船が受ける抵抗の中で、最も大きい「造波抵抗」を極小にする船ですね。

「引き波」は船の象徴ですが、あれだけの波を起こすには多くのエネルギーが要るんですね。

引き波は水表面で作られるので、水中翼でヨットを持ち上げるためのエネルギーを使っても、水の表面と接する面積が小さい方がお得なんです。

きっとものすごく速いですよ。

ただ、自動制御と人間の操縦を合わせて、際どいバランスの上で成立しているはずで、時々は落ちるはずです。飛んでいる時と落ちた時の抵抗差が大きいので落ちたとたんは衝突のようなブレーキになるらしいです。

アメリカズカップ艇だと70㎞/h程度は出るそうで、これが水面に衝突するんです。そりゃあね、事故も大きくなるわけだ。

ヨットは帆に風を受けて動力にするので、帆の面積=エンジン です。なので、自然に最高速を出すクラスは船体がデカい事になります。

死亡事故もあったようですが、プロ中のプロが乗る世界最高のヨットレースです。世界最高速を維持するため、飛ぶ船の禁止はないと思います。今後のヨットレーサーは車やバイクのレーサーと同じように死をかけて戦うことになるんですねぇ。







2016年6月1日水曜日

アンチノーズダイブからの連想②ロールを操縦したい!  Associations from the anti nose dive”I want to steer the roll !”

前回、アンチノーズダイブの2種類の構造について書きました。

共に今はあまり積極的に採用するところはありません。

何故か?と考えてみました。

構造は全く違うアンチノーズダイブですが、結局、Fタイヤの自由な動き(荷重によって沈もうとする)を規制して動きにくくしているところは同じです。

これがFの路面追従性を悪くするのでグリップが下がる、かまたは、自然ではない動きなのでフィールがライダーに伝わりにくくなる、いづれにせよブレーキングの限界が下がるのではないかと今は思っています。
http://ameblo.jp/kazuki-gpc/entry-11605512774.html

ここまで考えた時、あれっ何かに似てる話だなぁって思いました。

プロアクティブシャーシーコントロールでした。

あれは、左右のショックアブソーバーをたすきがけに結び何らかの方法でロール方向の動きを規制しているはずです。

何故、目的は違うにしろサスペンションの動きを不自然に規制しているところは同じなのに、かたやもう使われず、かたや絶賛されるのでしょう。そういう風に疑問に思ったのです。

結論として、
車の場合は、「アンチロールバーというもっと不自然な規制をしていたので、それよりはよほどましだった。」という事ではないでしょうか。

でね、これを考えていくと”そもそもロール方向の制御をパッシブにしようとするから無理が出る”と言う結論になりませんか?
アンチロールバーにモーターと減速機を組み込み左右の差と多分ステアリング舵角によって
検出されたロールを打ち消す仕事をする。シェフラー社製。評価は高いがやはりパッシブ。

本当の意味でアクティブにロールを制御しましょう。車の操縦に他の乗り物と同じようにもう1軸「ロールの操縦」を増やしましょうよ。

我田引水ではないと思いますよ。