i.Tech Dynamic は、昨年から日本の Nishiken という商社を代理店に選び、日本上陸を果たしました。http://www.accordnet.jp/ Nisiken のWebShop
日本ではあまり名の売れた会社ではないので、wiki もありませんが、Bluetooth のステレオヘッドセットでは世界のTOP企業です。2002年設立で、最初からBluetooth 機器専業です。
2007年に NOKIA6630 という当時としては画期的な携帯(スマホの奔り)が、Vodafone702NKとして発売され、この携帯のファンになった私はこれを使ったさまざまな遊びを試していて、その中で i.Tech を知りました。
以降、SONYを始めとする他社のBluetooth 機器を使いながら、何故 i.Tech は日本で売られないのかと疑問に思っていました。
昨年の7月に私の会社を設立したのとほぼ同時期に、i.Tech が日本で扱われるようになったので、さっそく仕入れることにしたのです。
当時は、Bluetooth ステレオヘッドセットと言えば、SONY MW600 という機種が1年以上君臨していて、i.Tech の 802i 807i の2機種は価格、性能共に、MW600 を凌いでいる設定でした。
ところが、2011/12 にSONY は、Bluetooth ステレオヘッドセットで新製品攻勢を始め、XBR-BT75 というコントロールBOXの無いタイプや、DR-BT63E という廉価版で、i.Tech など風前の灯になりそうな状況です。
一方、我が i.Tech の新製品は、MyVoiceというシリーズで、片耳タイプのハンズフリー通話メインの機種ばかりです。ただ、これはこれで役に立つし、片耳で音楽を聴くっていうのも屋外では安全性を含め、有りだなと目から鱗だったんです。
しかし、このタイプのギョーカイでは、アメリカの Plantronics (1961設立、航空機用の有線タイプから始まったヘッドセットの専業メーカー) が君臨していて、最新の i.Tech MyVoice 615 と Plantronics M155 を比べると、機能と価格が微妙ですがかないません。
左:MyVoice 8g 615 右:M155 7g 両機種共に事実上重さが無いに等しい。
特に小差ではありますが、電波を拾う能力が Plantronics が上で、この小差がシーンによっては片や途切れない、片や途切れるという大差になってしまっています。
(サイクリングの前傾姿勢+サイクルジャージの背中のポケットという私の経験、人間の身体を挟んで電波を拾う事ので結構拾うのが厳しい。)
ステレオ系の機種では、問題ありません。MyVoice 615(小型軽量のためか) だけの問題です。
ただね、Plantronics の事は判りませんが、SONY は、i.Tech Dynamic の日本上陸が刺激になって、新機種を出して来たに違いないと推測しています。
だって、タイミングが良すぎるでしょう?
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