インタビュー

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WEBマガジン B plus で紹介されました

2011年11月14日月曜日

11/11/14 Racing Engine 4

1998 Mercedes FO110G
3,000cc V10 780hp@?????rpm

私にしては相当しつこくググったんですが、細かなSPECが見つかりませんでした。
公表してなかったんでしょうね。
1998年のChampionです。9勝/16戦、圧勝ですね。
軽量、コンパクト、高信頼性 が特徴的でした。技術的ブレークスルーは、特にないと思いますが、時代の代表としてあげました。

2000 Ferrari Tipo049
2,997cc V10 760hp@?????rpm

同じく時代の代表としてあげました。アルミベリリウム合金によるクランクバランス改善を代表として、色々な手が入った、でも、ブレークスルーはないと思われるものです。
Ferrariが10勝/17戦 しました。
この時代は、Ferrari+シューマッハの黄金時代で1999-2004の間、6年連続世界一でした。
インテークマニホールド入口にインジェクターが、ハッキリ見えますが、この位置に燃料用はありえないので、もしかしたら水噴射用ですかね。混合気を冷却するために使っているのかもしれません。

2000年からエンジン型式がV10 3,000ccに統一され、2006年からはV8 2,400ccになってしまいます。HONDAがやり過ぎ、お金がかかりすぎるようになったため、こんなに面白くないF1になってしまったと私は嘆いています。まあ、HONDA がやらなくても別のメーカーがやったかもしれませんが。

車に関する技術は、もう煮しまった状態のように感じています。

このような時は、私のような技術大好き人間にはつまらなくても、普通のユーザーには使って便利な技術がいろいろ出てきて、楽しいもんです。技術的意味では枝葉末節ですが、マンマシンインタフェースが、著しく改善されますからね。

2010 RENAULT RS27-2010

最後に最新のエンジンを。

2,400cc V10 40Valves ???hp@18,000rpm
良い写真が出て来ません。
技術的ブレークスルー無しに、回転数が18,000rpm まで上がっています。ただ、F1通信等を見ても、http://blog.livedoor.jp/markzu/
エンジンの話題はなく、ディフューザーを始めとする空力技術のお話ばかりです。

ただ、光明が1つだけ、2014年からレギュレーションが変わり、1,600cc V6 ターボになるそうです。
大メーカの参加は、F1の発展に不可欠ですが、自由競争下ではコストがかかりすぎてが逃げてしまい、かと言ってあまりに規格化を進めると今度は、F1参加の技術的意味を感じなくなり撤退してしまいます。常に繰り返された歴史です。
今は規格化が進みすぎの傾向があるので、FIAが技術的チャレンジのために規則を変えるのだと思います。

F1のレーシングエンジンについてはこれで終わります。書くためにググッてニューマチックが New ではなく Pneu であること、RENAULTが初めて使った事を知りました。
Pneumatic はこの技術の造語ではなく 英語の形容詞で 空気の入っている という意味だそうです。

勿論、詳しく調べればもっといろいろ出てくるのでしょうが、私程度の技術オタクは、この程度で十分で、これ以上は面白いというより疲れちゃいますからね。
もっと知りたい方は、Web上にもいくらでも転がってますが、やはり図書館で本を借りるのが良いです。私のF1エンジンの基礎も、HONDA第一期の重鎮 中村良夫著「レーシングエンジンの過去・現在・未来」という本です。面白かったです。


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