私と社員のWの二人だけで、まず耐久テスト開始です。1ヶ月程様子を見て特に問題が無ければ、10人程モニターを募って、それがうまくいけばカタログ化します。
QR は、胸ポケット用ガラゲーセイバー(落下防止)に続き、二つ目のRIVET Japan オリジナル商品になります。
あるWebShop オーナーに 「RIVETもスマホに対応しないと、これからは厳しい。」と言われ考え始めたんです。
スマホは重い上にストラップホールが無いのが普通なので、マイクロピンが使えないし、机上に置いて文字入力する機会も多いので、貼り付けタイプのピンを裏側に貼ると、その出っ張りで落ち着きが悪くなります。
なので、幅の狭いサイドを使った何らかの方法が必要でした。
最初は、RIVET純正の両面テープの性能がとても良い事が判らなかったので、ストラップホールの代用になる金具をケースに接着してはどうか。などと考えていたんですが、金具の形を考えていく内に、マイクロクリップをケース側に取り付ける方法を思いつき、RIVETしか出来ない方法なので試してみたら、「クイックリリース」なのが解って大喜びし、試作とテストを開始したんです。
この過程で、高価な純正以外の両面テープも試したんですが、全く性能が違うのが解って、(市販の両面テープとは本当に段違い。)ますます、RIVET ならではの商品になると確信しました。
勤務する会社でも二人の同僚が興味を持って、モニター価格ですが買ってくれました。
私はテストがてら、RIVETのいろんな商品を身につけていて見せびらかしています。
でも、モニター価格とは言え、お金を出しても欲しいと言われたのはこの「QR」だけです。
初めてリリースの瞬間を見た人は、一様に「オッ」と身を乗り出してきて、どうなっているのか確かめようとします。
ところが、耐久テストの過程で、前回書いたマイクロクリップの削れの問題が出て、開発が頓挫してしまいました。
頭の中での開発は続けていましたが、気がつくと半年も経ってしまい、これではいけないと、GW以降、散歩も止めて、集中しました。
で、ついに完成(一応)です。
耐久テスト中ですが、本当に便利。
まず、ベルトにiPhone の重みが全部かかるので、重さを感じません。
また、常にパンツのポケットの上部にあるので、取り出しやすいです。
これは座っている時の方がメリットが顕著で、例えば車の運転をしている時、今まではiPhone を取り出すことがほとんど出来ませんでしたが、QR を使っていると、すぐに取り出せます。
浅く、ポケットに入っているためなんですが、そのため逆に、ポケットから落ちてしまうこともあります。でも、QR が受け止めるのでノープロブレムです。腰の脇でブラブラしますが、落ちません。
ただ、残念ですが、Gパンのようにポケット入口が真横のパンツだと、このメリットが生かせません。
このようなパンツは、座った時にポケットが横に折れ、入口をふさぐような位置関係になっているんです。 QR の性能を活かせるのは、ポケット入口が縦になっているパンツだけです。
Gパン以外のパンツは、皆、縦になってますけどね。ポケットの性能としてもこの方が便利なので。
耐久テストがうまく行き、カタログに載せるのが楽しみです。
こうご期待!
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